住宅を検討する際に必ず候補に上がる融資が、フラット35。公的ローンと民間ローンの丁度間に位置付けられるフラット35は、民間の金融機関と住宅信用金庫が提携して、提供してくれる、長期固定金利型のローンになります。
今日は、この長期固定金利型ローンのフラット35についてお伝えいたします。
長期固定金利型とは？
融資を受ける際に非常に重要になってくるのが、金利です。先日お話しした通り、金利が少しでも高くなると、ローンの支払いが完済する頃には、莫大な利子がのってきてしまいます。
融資を受ける際に、主に3つのタイプの金利が存在します。
1つ目は、変動金利型。変動金利型とは、その時の銀行の金利に応じて融資を受ける際の金利も変動するもののことをいいます。そのため、借入をした際と比較し、金利が高くなってしまう可能性が考えられます。日本は現在超低金利でございますので、この先金利は安くなることは少なく、高くなる可能性の方が多いのです。
金利が変動するというリスクがあるため、比較的借入した際の金利が低く設定されることが多いのはメリットです。そのため、短期間の融資を受ける際にはメリットになることがあります。
2つ目は、固定金利選択型です。これは、一定の期間(2年、3年、5年、10年、15年など)は固定金利で、その期間の後、変動金利になるタイプです。子育てをされている方など、金利上昇のリスクを固定金利型で抑えたい(子育てが終わるまで)という方が選ぶ傾向が多いタイプです。
3つ目が、フラット35にも適用されている長期固定金利型です。短いもので20年から、オーソドックスな35年、長いものだと45年というものもあります。変動金利に比べると若干金利は高めに設定されることがありますが、それでも超低金利社会ですので、年利1.300%などで設定されることが、今は多いです。
長期固定金利は、借入した時から金利が変わらないので、返済のプランを非常に立てやすいのがメリットです。特にマイホームを買われる方は、返済の目処が立出やすいので、人気の商品です。
フラット35は、大きく5種類
フラット35は大きく5種類が存在しています。最もオーソドックスなフラット35から、省エネルギーや耐震性に優れた優良住宅に適用可能なフラット35S、中古住宅や性能upリノベーションをする際に使えるフラット35リノベ、子育て世帯の住宅取得におすすめなフラット35子育て支援、地方移住の際に使えるフラット35地域活性化型などがあります。
あなたのライフプランに合わせたフラット35を選択してみてくださいね！
他にもたくさんのメリットが！
他にもたくさんのメリットが存在しています。例えば、保証人不要・繰上返済手数料不要や、親子2世代で返済可能なリレー返済、共働き夫婦なら収入合算で申し込むことが可能です。
まとめ
長期固定金利型のフラット35。あなたのマイホームを手に入れるためにもぜひ検討してみてくださいね。
