仕事の進め方:マーケティングの13ステップ

マーケティングの部署で働いて約3年が経ったので、マーケティング部門の仕事の進め方について備忘録的に残していきたいとおもいます。

 

まず、大きな枠での仕事の進め方は下記マーケティング13のステップの通りです。これだけでも盛り沢山…

 

マーケティング13のステップ

1.世界観の設定

「この仕事を通して、どのような世の中を目指したいか。どのような行動を起こさせたいか。そして、それはなぜか」

2.目標の仮設定

「世界観を成し遂げるために、必要な要素は何か?」(売上はいくらか、シェア率はいくらか?など)

3.目標設定のための現状分析と妥当性の検討

「目標設定をするための、市場の状態は?競合状況は?外部要因・内部要因は?」

4.目標の設定(KGIの設定)

「よし、これを目指そう!が合意できている状態」

5.現状分析・問題発見

「目標に対して、自社の状況はどうか?」

「目標に対してのギャップは何があるか?」

6.問題設定

「そのギャップは何が理由か?」

7.対策立案

「その問題はどうしたら解決できそうか?」

8.優先順位付け

「リソースの確認と、何から順番に実施していくのかの設定」

9.スケジューリングと役割分担

「何をいつまでに実施するのか」

「誰が何を、誰とどう行っていくのか」

「関係者とスケジューリングは握り合っているのか」

10.動機付け

「なぜ、何のためにそれを行う必要があるのか(再確認)」

「自分は、そこから何を得ようとするのか」

11.仮説検証のフロー設計

「実施する業務のKPIは何か?」

「その実績をみて、いつ何をどう確認していくのか」

12.実行

13.仮説検証

「目標とのギャップは何が考えられるか?」

次一の策定(目標の設定に戻る)

 

このステップを繰り返し繰り返し進めていきます。上流工程から順に難易度が高いため、上流工程は、部門長やマネージャーなどが実施し、その設計を行うための実務をメンバーレベルが行なって行くことがほとんどです。

 

とはいえ、例えば、10.スケジューリングの段階であっても、このスケジューリングをすることで目指す世界観の設定や、目標設定(スケジューリングの場合は納期設定)、同時進行を行う際に生じる課題設定などの各ステップの中にも13ステップが入ってきます。

 

まずは、この大枠を抑えておいてください。

明日から複数回にわたり、このステップの詳細を解説していきます。