家庭用のプロジェクターがあると、お家時間がかなり充実します。
大画面で映画を見たり、ドラマを見たり、思い出の写真を見返したりといろいろな用途で使うことができます。普段、スマホやタブレット、TVを見てる人は、大きな画面で観れるプロジェクターの魅力にハマること間違いなし。
でも、初めて買うプロジェクター。何を気にして買えばいいのかわからないと思います。ポイントをおさえて、あなたのお家にベストなプロジェクターをぜひ探してみてください。
家庭用プロジェクターを選ぶための5つのポイント
解像度は最低1280×800以上、できれば1920×1080のフルHDを選ぼう!
家庭用プロジェクターを選ぶ際に最も重要なポイントが解像度と縦横比。あまりに低い解像度だと、画質が荒く見ずらく、それだけでストレスを感じてしまいます。プロジェクターでみる映画を満足行くまで楽しみたい場合、最低でも1280×800以上、できれば1920×1080のフルHD以上を選びましょう!
プロジェクターの中には、4Kの画質を持つものもありますが、その分費用も高くなってしまいます。思い切って画質を取るもよし、費用は抑えるもよし、自分自身が求めるものを決めてください。
家の広さによって決まる投影距離
次に大切なポイントは投影距離です。プロジェクターと壁の距離に応じて、画面のサイズが変わります。距離が近ければ、画面は小さく、距離が遠くなればその分画面は大きくなります。
通常のプロジェクターの場合、150cmくらいあれば大きな画面で楽します。あなたが投影しようと思っている場所と、プロジェクターをおける距離はどれくらいあるでしょうか。もし身長が150〜170cmの方であれば、両手をひろげた時、指先から指先までの距離が大体150cmくらいです。それを目安に測ってみてください。
置こうとしている位置が150cmなくても大丈夫。その時は、単焦点レンズのプロジェクターを購入してください。中には距離30cmでもかなり大きく映るものもあります。
映す画面の明るさルーメンは最低でも1000以上を選ぼう!
家電や電化製品に疎い方が意外と盲点になってしまうのが、ルーメン(輝度)です。ルーメンとは輝度のことで、スマホの画面の明るさ調整をすると思うのですが、まさにそれです。輝度を調整できるものもあるのですが、基本は固定。スマホと同様で、あまりに暗いと観づらく、ストレスを感じてしまいます。
そのため、ルーメンは1000以上のものを選びましょう。1000ルーメンというのは、夜観る場合は十分はっきり見えるくらいです。もし、休日のお昼にカーテンを締めて観たい!という場合は、ルーメン数が足りず、少々見づらいかもしれません。休日はお昼からゆっくり映画を楽しみたいというあなたは2000ルーメン以上を選ぶのが良いと思います。
プロジェクターのサイズと映写の角度は小型×可変で決まり
家庭用プロジェクターの大きさは小型、映写の角度は可変できる状態を選ぶことをおすすめします。
まずはサイズの話。家庭用プロジェクターといえど、スマホのモバイルバッテリーくらいのサイズのものから、会社や学校で使うようなドシッとしたものまで様々です。ずっと出してるわけじゃないし…と性能も良さそうな大きなものを選びがちですが、ここは思い切って小型を選ぶことをおすすめします。なぜなら、小型だと別途の枕元に置いて映すこともできたりと、様々なところに簡単に動かすことができるからです。起動中の音が小さいことも嬉しいです。全く音がしないというわけではないですが、小型の物を選ぶことで、ファンの『ウゥゥゥ』という音も小さくなり、映画やドラマの音にも集中することが可能です。
次に大切なのが、映写の角度です。角度を変えることができない場合、映したい位置と平行の高さにしてからプロジェクターを置く必要があります。しかし、角度を変えることができれば、床にプロジェクターを置いても、目線の高さより上に映すことができるのです。
角度を変える方法は、プロジェクターのレンズが動かして調整する方法か、プロジェクター自体に小型の三脚のようなものを取り付け動かす方法かの2つがあります。レンズを動かせるものは少ないため、三脚をつけることが多いと思うのですが、その時も小型のプロジェクターだと角度を変える時に非常に便利で、観るまでの準備が非常に簡単です。
NetflixやHulu等の動画配信サービスがプロジェクターで観れないことも!
意外と盲点なのが、NetflixやHuluがプロジェクターで観れない可能性があるということ。これはどういうことなのかというと、権利の問題で、”ミラーリング”して映すことができないのです。最近多いのが、Bluetoothでプロジェクターとつなげることができる機能がついてるため、携帯で登録しているNetflixをBluetoothでつないで、ミラーリングして観ればいいや!と思い買うも、実際やってみると映らなかったなんて悲劇が。
こんな時は、3つのポイントをおさえて解決しましょう!
1つ目は、プロジェクターの中にすでにNetflixやhuluなどのアプリが入っているものを選ぶ方法です。わたしはこの方法をおすすめしています。プロジェクターの中に直接入っているため、余計な準備をする必要がないため、スイッチをつけてすぐに観ることが可能です。
2つ目の方法は、Chrome CastやFire TV Stickなどを購入し、プロジェクターに接続して使う方法です。たまにCMでもやっているのを見たことがあるかと思いますが、これをTVやプロジェクターに設置することで、NetflixやHulu等のアプリを使う事ができるようになります。ただし、もちろん別で買う必要があるの数千円のコストは覚悟をしてください。もし、すでに持っている場合はこの方法も非常にいいかと思います。
3つ目は、古典的にHDMIやVGAコードを使ってPCと接続する方法です。最悪の最悪この方法でもいいですが、余計なコードが増えたり、準備してる途中で、めんどくさくなって、PCで見るか…なんてことになりかねません。この手段は最悪の最悪にしておきましょう。
以上、5つのポイントをおさえた上で、わたしのおすすめを紹介していきます。
絶対に間違わないホームプロジェクター5選
kabeni ホームプロジェクター
わたしが最もおすすめしているのがこのkabeniホームプロジェクター。解像度1920×1080、ルーメン1000、映写の角度可変可能(プロジェクター自体を動かすタイプ※三脚付きが嬉しい)、NetflixやYoutubeアプリが内蔵、しかも充電式のため電源がない場所でも使用可能。
昼間も十分観れる明るさで、土曜日の午後に映画を一緒にみるのが恒例になりました。これを買えば間違いありません!大人気過ぎて、入荷待ちになることも。入荷を待ってでもこれをおすすめします。
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Anker Nebula Capsule Ⅱ
最後の最後まで迷ったのが、このAnker Nebula Capsule Ⅱ。kabeni同様、ルーメンも十分、Netflix等のアプリも内蔵、しかもこれ自体の音声が最高。アルミ缶くらいのサイズで持ち運びも便利で最高です。唯一欠点を上げるとすると、1280×720で若干解像度が低い。しかし、それを補うくらいのクオリティで全く気にならない。
こちらもぜひおすすめしたいホームプロジェクターです。
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XGIMI MOGO
kabeniと双璧をなすレベルで文句なしの一品。しかも4Kに対応済み。Netflix等もアプリとしてダウンロードできるのでおすすめです。ただし、kabeniより早く1万円ほど高いので、コストを考えkabeniに軍配です。
popIn aladin
popIn aladinもおすすめしたいホームプロジェクターの一つ。一時期プロジェクター界の黒船と言われ話題になったガジェット。シーリングライトとプロジェクターが一つになったもので、電気の代わりにつけるだけでお家がホームシアターに。
予算に余裕がある人はぜひ検討してほしい一品です。
FunLogy ホームプロジェクター
超小型で、画質も1920×1080でルーメンも十分なホームプロジェクター。
内蔵バッテリーの持ちもよく持ち運びに便利です。唯一の欠点は、Netflix等のアプリが入っていないこと。そのため、Fire TV Stick等を購入して接続する必要があります。
スマホゲーム等を大きく映したい人にはおすすめ。
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意外と知らないプロジェクターおすすめの使い方
プロジェクター歴の長いわたしが、おすすめする3つの使い方をご紹介します。
まるでフェスに来てるみたい?Youtubeでお気に入りのライブ映像を
1つ目は、プロジェクターでライブ映像を観ることです。普段中々味わえないライブ感も、大画面大迫力でみれるプロジェクターなら味わえます。夜の真っ暗な部屋に、恍惚と浮かび上がる大好きなアーティスト。大きな画面に映るその姿と、その時の観客の臨場感がそのまま味わえます。
Bluetoothスピーカーとつなげて、最大限の臨場感を味わおう!
最近のホームプロジェクターはBluetooth機能がついていることがほとんどです。音質に不安のあるプロジェクターの場合、スピーカーに繋げるだけで、最高の時間を味わえます。スピーカーを耳元に置くと、そこはまるで映画館のように。
野外でみる映画に憧れたことありませんか?
小型のプロジェクターのいい所が、簡単に外に持ち出せるということ。キャンプ場に持ち出したり、お庭や広めのテラスがあれば、外に持ち出し壁などに映しましょう。心地よい風を感じながらみる映画は最高の思い出に変わります。
まとめ
騙されたと思ってぜひ買って欲しいのが家庭用プロジェクター。映画を観たり、ドラマを観たり、ライブ映像を観たり。毎日がんばっている自分自身のご褒美に、ぜひプロジェクターをおすすめします。