あなたはパロサント(palo santo)をご存知でしょうか。お部屋のインテリアと部屋の香りを作る事ができる雑貨で、日本でいうお香と似たような効果を持つ、木片です。今日は、まだまだ日本では知られていないパロサントについてお伝えいたします。
パロサントは「聖なる樹」
パロサントは南米ペルーに自生している「聖なる樹」と言われている香木です。昔から、浄化作用があると言われ、儀式用に使われたり、民間療法用の薬としても使われたり、樹木から滲み出たオイルが塗り薬などに使われていたりします。
古代インカ帝国の時代から、シャーマン(霊媒師)たちが清めの儀式や癒やしにつかっており、現代でも儀式などでパロサントを焚いて場を決めることに使っております。教会などでも薫香として使われ、災難や悪いこと、不幸などを払いのける方法としても使われています。
特に近年では、スピリチュアル的な浄化作用の効果があると言われ、パロサントを置いておけば、空間の浄化作用やあなた自身の気を清めることができます。悪いスピリットを追い出し、良いスピリットを巻き込むことができるため、パロサントのある家には、幸福や幸運なことが起こりやすいと言われております。
甘く濃厚な香りで、心も部屋も浄化できる
パロサントの香りは、甘く濃厚な香りがします。木片として、置いておくだけでも非常に濃厚で甘い香りが空間を包みます。わたしが購入したパロサントを、寝室に置いているのですが、全く嫌にならない優しい甘い香りで、リラックスをすることができました。
また、木片をカッターなどで削り、お皿などにのせ焚くことで、部屋中に甘いパロサントの香りを充満させることができます。木片として置いておくと、長期間でじわじわと甘い香りが広がるのに対して、火をつけ焚くことで、短時間で強力に部屋の中を浄化することができます。
火の付け方はとっても簡単で、パロサントは油分を多く含んでいるため、削り木にライターなどで点火するとすぐに燃え始めます。火が自然に消えるまで待つと、火がシュッと消えていきます。すると、優しい煙が徐々に立ち込め、ミントのような鼻をスーッと通るような香りとともに、木の甘い濃厚な香りがしてくるので、部屋中に行き渡るようにしましょう。
香りを感じていると、パロサントの浄化作用で、瞑想モードにスッと入ったり、敏感な方は、肉体や思考・精神がふわっとする感じを感じることができると言われています。
日本ではまだまだ有名ではない
パロサントは、希少価値が高く珍しい香木です。そのため、日本ではまだまだ知れ渡っていません。現在販売元であるペルーでは、特定の許可を受けた企業のみしかパロサントの販売をすることができないためとっても希少です。
にも関わらず、香りの良さと浄化作用の強さから、スピリチュアリストさんの中でも話題となっております。パロサント専用の販売会社さんもいるようですが、輸入後すぐに売り切れになってしまうほど。もし、興味をもって検索したときに、在庫があれば、まずは一つ試してみましょう。
一つでもお家にあれば、瞑想をしたい時や、ヨガなどで呼吸や動きに集中したい時、夜のリラックスタイムなどで使うことができます。
こんな方におすすめ
・幸運や良い気を引き寄せたい方
・プレゼンの場や入学試験などのここぞという時がある方
・仕事で成功したり、出世したいと考えている方
・いい人に出会いたいと思っている方
・気分が落ち込んでいたり、嫌なことが続いている方
・心の落ち着きがなく、胸がザワザワする方
パロサントの使い方
1.まずは木片をお皿などに置き、部屋におく
→木片は1本でも十分です。
2.数週間で木片から香りがなくなるので、なくってきたらカッターなどで削る。
→削ることで、内側の木片からまた香りがしてきます。
3.削った木くずを寄せ集め、ライターやマッチで火を付け、焚く
→火を付けるとしばらく燃え続けますので、自然と火が消え煙が立つのを待ちましょう。
4.燃やした木くずの灰などを 、ベランダのプランターなどに入れる
→パロサントは虫よけ効果等もありますので、外に置いておくのも効果的です
まとめ
パロサントはいかがだったでしょうか。ぜひ、まだまだこれからのパロサントをいち早く取り入れ、部屋の香り付けに使ったり、空間の浄化などにぜひ使ってみてくださいね。
わたし自身スピリチュアルには疎いですが、香りを嗅ぐだけでとってもリラックスができるのでおすすめです。