漫画MAJOR2nd(メジャーセカンド)は、今を生きるプレイイングマネージャーにぜひ読んでもらいたい

わたしの大好きな漫画の一つに、MAJOR(メジャー)という漫画がある。主人公の野球への熱い想いと、夢を実現させるまでのストーリーが秀逸で、諦めなければ大丈夫、自分ができることを最大限やれば結果や人はついてくるという大切なことを教わった漫画だ。

実は今日伝えたいのは、その続編であるMAJOR2(メジャーセカンド)についてなのです。

 

第一シリーズが、自己成長だとしたら、この第二シリーズは、プレイイングマネージャーとして大切なエッセンスがすごく詰まっているのです。

 

今日は、MAJOR2からマネジメントの際の大切なこころえをお伝えしたい。

 

結果は期待していない。チームメイトの今を信用している

主人公の大吾は、ひょんなことからチームのリーダーを任されることになる。しかし、この大吾が任されたチームは、監督が不在、先輩たちは不祥事を起こし1人もいない、残ったメンバーでは人数が足りないという状況からはじまる。

特に、野球漫画でよくあるのが、優れたバッターかピッチャーが存在して物語が進んでいくのだが、そもそもこのチームにはピッチャーがいないところからはじまる。

しかし、主人公の大吾は、同じチームメイトの1人を今までのプレーから「たしかに、球速は早くないかもしれない。けど、ピッチャーとして必要な繊細さやコントロール、そして何より困難に陥った時のメンタルは、俺はピッチャー向きだと思うな」と、今までの練習からちゃんとみていることを伝え、やる気にさせ、見事元々野手だったメンバーをピッチャーとして転向させたのです。

しかも、その後も度重なる試合や困難な状況に陥っても、メンバーのことを信用し、現在までエースピッチャーとして起用をしているのだ。

 

ここから言いたかったのは、メンバーの現状や適性をみて、結果に期待するのではなく、今持っている力を最大限に引き出し、時にはレベルアップをさせるための練習をさせながら、共に伴奏していくその姿が、マネジメントの方法としてとても優れていると感じたのだ。

もし、こんな上司だったら、やる気がでてしょうがない。

 

また、結果に期待していないというのは、責任は起用した自分にあると、明確に意思表示をするところも尊敬する。何事も自分ごとと捉え、責任はしっかり果たすその姿勢に多くの気づきを得ることができるのです。

 

まとめ

MAJOR2の主人公大吾から得られるマネジメントに使える極意をたまにお伝えした行きたいと思います。マネジメントで悩んでるマネージャーにぜひ参考にしてもらいたい本です。