夢のマイホーム-住宅ローン初歩の初歩

住宅を買おうとするときにやっぱり気になるのが月々のお家賃。都内や人の多い利便性の良いところで買おうとすると、2LDKでもどうしても5,6000万円かかってくると思います。もちろん、そんなお金はあるわけでもなく…じゃあどうするのかというと、住宅ローンを組んで対応するわけです。だけど、住宅ローンにも様々な種類が存在していて、何をどう選んだらいいのかわからないのでは?

 

今日は、そんな住宅ローンに関することについてお伝えいたします。

 

住宅ローンって何?

住宅ローンとは、その名の通り居住用に住居を買ったり、改築する際に組めるローン(金融機関から借りるお金)のことをいいます。現金一括で数千万円の家を買える人はほとんどおらず、99.999%の人がおそらくローンを組んで買うのではないでしょうか。

例えば、3000万円を借りたとしたら、3000万円を返せばいいわけではなく、もちろん銀行もビジネスですので、そこに利息を乗せて返していく必要があります。例えば、3600万円を借りたとして、金利3%で30年借りたとします。すると、3600÷30年÷12ヶ月=毎月10万円の返済でOK!というわけではなく…単純計算で3600×0.03÷30年÷12ヶ月=3000円が利息として追加され、毎月10万3千円支払う必要あるのです。そのため、3600万円を3%で借りた場合、支払い総額は約5400万円ほどになるのです。

 

数%だからといって利息を甘くみてると後々痛い目を見るので、出来る限り利息が少ない金融機関を選ぶのが重要ですね。

 

 

現在の主流は民間ローンと協調融資のフラット35

ローンは公的ローンと民間ローンの大きく2つが存在しているのですが、公的ローンは直接個人には貸し出さないことがほとんどですので、今では民間ローンが主流といえます。この民間ローンというのが、いわゆる銀行や信託銀行などから融資を受けるものとなります。特徴としては、公的ローンよりは金利が高い一方、審査などが比較的通り安いと言われております。

 

また、最近主流になりつつあるのがフラット35とよばれる、公的ローンと民間ローンのちょうど間に位置する協調融資フラット35です。最長35年で融資が組め、また固定金利1.3%前後で組めるのが大きな特徴です。ただし、団体信用生命保険(いわゆる団信)に加入が必須であることと、融資金額は100万以上8000万以下であることなどいくつか条件があります。

 

まとめ

住宅ローンの初歩の初歩として、大きく何が存在しているのかについてお伝えしました。次回は、フラット35について詳しく記載していきます。住宅を購入するということは、ローンや税金との話し合いとも言われます。しっかり勉強して、お得で満足のいく家を購入してくださいね。