転職活動を行う時に把握しておきたいのが、自分自身の強み。転職活動だけではなく、チームマネジメントをする時や、仕事で行き詰まった時にも立ち返る基軸として把握しておきたいもの。
しかし、自分自身のことだからこそ中々わからないのもまた事実。今日は、自己分析の中でも特に自分自身の強みと弱みを把握するための方法についてお伝えいたします。
なぜ、強みと弱みを把握する必要があるの?
そもそもなぜ、自分自身の強みや弱みを把握する必要があるのでしょうか。それは、自分自身の強みや弱みを理解することで、仕事やプライベートなどを加速度的に良くしていくことが可能だからです。
例えば、あなたの強みが何かわからない状態で、なんかうまくいっているとします。もし、あなたの強みが事前にわかっていれば、自分の強みを発揮しやすい環境をもっと早く作れたかもしれません。また、一方で、何かわからないけど、やたら時間がかかる仕事があるとします。そうしたときに、あなたの弱みがわかっていれば、誰かに助けを求めることもできるかもしれませんし、弱みが出たときはこうするという仕組みを事前に作っておけば、より円滑に進むかもしれません。
転職活動をするときにも特に大切で、自分が得意なことや苦手なことを把握した上で、面接にのぞむことで、面接官からは、この人は弱点としてこういうところもあるけど、強みをこういかせば、今のチームに活かせそうだなと、あなた自身が働く姿を想像してもらいやすくなるのです。
自分の強み弱みはどうやって見つけるの?
自分の強みや弱みを見つけるのに、簡単な方法が3つあります。以下でお伝えしていきます。
他の人より早くできること、逆に時間がかかってしまうことは何かを知る
あなたが他の人より早く出来ること、逆に余計に時間がかかってしまうことはなんでしょうか。例えば、エクセルを使った資料作成が他の人と比べても早いというのであれば、資料作成能力はもちろん、論理的に整理する力や分析力などが長けている可能性があります。もしあなたが、チームに溶け込むのが早く、なぜかいつも意見を求められるのであれば、環境適応能力や傾聴力、思考整理力などがあると言えるでしょう。
逆に、他の人よりもスケジュール管理が苦手な場合は、想像力が足りなかったり、目標設定力が弱かったりします。
ここで重要なのは、あまり多くの人と比較しすぎないということです。というのも、あなたの周りにいる出来る人と比較してしまうと、すべての項目で劣っている=弱みなのではないかと感じてしまうことがあるからです。そうではなく、職場なら同僚やちょっと先の先輩と比較してみたり、逆に後輩だったら後輩の姿の目につくところを見てみたりしてください。それは、あなたが自然にできてしまっていること、つまり強みなのです。
人に直接きく
二つ目は素直に人に聞くことです。あなたの友人でもいいですし、先輩や上司、はたまた後輩や部下でも構いません。ここでのポイントは自分以外の第三者に聞くということです。自分の強みや弱みは他と比較して秀でてるのかそうではないのかの違いです。自分だけでは、それが強みなのか弱みなのかすらわからないはずです。
だからこそ、第三者である友人などの他の人に聞くのです。他の人に聞くことで、あなたが思いもしていない強みや弱みが見つかるかもしれません。
わたしが友人に聞いたところ、リーダーシップ(進める)は弱いけれど、後押しする力(それやってみようよ!)という力は強いよねと言われたことがあります。このブログでも、いいと思ったものを買うかどうか迷ってる時の背中の後押しになればと思いで続けられているので、まさに強みだ…と実感した記憶があります。
名著「ストレングスファインダー」で強み弱みを把握する
最後にお勧めしたいのは、強み弱みを把握するときの名著「ストレングスファインダー」です。これは、ギャロップ社が何万もの回答を集めることで、数百の質問に答えることで、全34個の強みからトップ5を教えてくれるというものです。ポジティブや勤勉性、共感力など34の項目からあなたが回答した答えから上位5つの強みを導きます。
ストレングスファインダーでは、強みがどれ!と決め付けるのではなく、あくまで持っている資質の中で上から順番に影響を出していますよと、教えてくれます。そのため、強みの組み合わせを考えることで、自分自身のことをより深く理解する事ができるです。
わたしは大学生の時に1回、社会人になってから2回と合計3回ほどやりましたが、そのときの状態や現状によって異なっていました。1回測ったらおしまいではなく、定期的に3年に1度なりで実施するのがいいと思います。
このでてきた特徴に沿った章(本)を読む事で、今の自分よりもさらにパワーアップした姿になることも可能です。
第三者の評価として、もっとも定量的に自分の強みや弱みを理解する事であなたをこれからより成長させてくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ここにある方法を使って自分の強みや弱みを把握して、あなたのこれからの成長の糧にできれば嬉しいです。