初めての陶芸体験!たった1時間で3つの湯呑とうつわを作成♪

自分で湯呑やうつわを作りたいと思ったことはありませんか?でも、テレビで見るように、初めてだと中々うまくいかないんじゃ…と心配になりますよね。

今日は、わたしたち夫婦が初めて陶芸を体験した記録をお伝えしていきます。

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今回、初めての陶芸のためお邪魔したのはここ「ORGANON Ceramics Studio(北千住)」さん。インスタで、すごくお洒落なうつわが作られているのをみて、初めての陶芸体験はここ!と思い、予約し、先日行ってきました。

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Organon Ceramics Studio | 東京都足立区・北千住の陶芸教室

 

費用は、一人3300円で、実際の作業から作品を1つ焼いて受け取るところまで含まれています。複数の器を持って帰りたい場合は、作品1つにつき追加1000円で焼いてくれるため、非常にリーズナブルに楽しめます。わたしたちを担当してくださった方は、20代半ばくらいの好青年で、すごく丁寧に教えてくださいました。

 

陶芸には、工程がいくつかあるとのことで、早速ご紹介していきます。

 

土殺し

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まず行うのは土殺しという作業です。陶芸は泥から作るのですが、泥をいきなりろくろで回してもうまく形を作ることができません。また、できたとしても、焼いた時に強度が弱くすぐ壊れてしまう作品に仕上がってしまいます。そこで、土殺しという作業を実施するのです。

 

土を殺すというのは、土の中にある空気を抜いたり、土の密度や水分量を均一にする作業を行うことです。この作業をないがしろにしてしまうと完成した時にがっかり…なんてことに。

全行程の中でこの作業が難しいとのことで、今回「Organon Ceramics Studio」さんでは、先生が実施してくれました。

 

真ん中に穴を空ける

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次に行うのは、盛った泥の真ん中に穴をあけるという作業です。親指を泥の真ん中につきたて、他の指で周囲を多いながら穴を開けていきます。親指に力を加えただけでみるみるあいていきます。

 

器の厚さと高さを決める

真ん中に穴を開けた後は、器の厚さ(湯呑だったら少し薄く、お皿なら少し厚く)を決め、器自体の大きさ(高さ)を決めていきます。ここでのポイントは、筒状も平皿状も後で形を変えることができるので、厚さと大きさ(高さ)をイメージしておくことが重要です。

 

両手の人差し指を使って、穴の最下部から上に引き上げるように挟んでいき、形をつくっていきます。テレビなどでみると、このあたりの工程でぐにゃっとミスをするシーンが見られますが、そのような失敗はほぼしないので安心してください。例え、いびつになったとしても、先生が綺麗に整えてくれますよ。

 

形を整える

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最後に行うのが、器の形を整える(決めていく)作業です。湯呑のように筒状にしたり、コーヒーカップのように、底から上にかけて広がっていくようなデザインにしてみたり、ひょうたんのような形にしたり、平皿のように横に広がりのある器を作ってみたりと様々です。ここでは、両手の人差し指を繊細に使いながら、自分が意図している形に仕上げていきます。

はじめはうまくいくのか不安だったのですが、はじめてでも想像どおりの形にすることができるので、途中からどんどん楽しくなっていきました。

 

焼き

形をつくった後、口に当てる部分を先生になめらかにしてもらい、焼きの作業に入ります。この作業も中々に難しいらしく、今回はおまかせという形で行いました。順番待ち等もあるので大体1ヶ月くらいあるようです。わたしたちの作った陶器も8月ごろに完成ということで楽しみです。

 

まとめ

初めての陶芸で、このお店を選択してよかったと思いました。リーズナブルにも関わらず教え方が上手で、ほしい形のものが作れたと思います。初心者にも関わらず、陶芸をしている最中はかなり集中し、自分の正確が作品にあらわれていくようでした。

泥を扱うので、ネイルや綺麗な新調した服はなるべく避けたほうがいいでしょう。とはいえ、汚れたとしてもほんの一滴二滴くらいですので、気にならないかと思います。(当日エプロンも貸してくれます)

 

ぜひ、陶芸に興味をもったら、こちらのお店で体験してみてくださいね。